vow's space event-4

9日間だけのポップでキッチュな雑貨店

2015年第1弾のvow's eventは、1月31日土曜日から始まるusamusi Worksさんとholickerさんによる「ふたり展」。クラフトイベントなどでは広く知られている人気の二人が、"何に使うのかわからないけど無性に欲しくなる消しゴムハンコ"と、"じっと見上げたかわいい表情と質感に惹かれる樹脂の動物たち"と一緒に、スペースいっぱいに繰り広げる9日間だけのおもしろワールドです。イベント以外ではなかなか表には出て来ないふたりですが、ここで彼女たちのことをまだご存じない方や、気になっている方に向けて、ご紹介をしておきましょう。







usamusi Works

(ウサムシワークス)

プロフィール
書店勤務をしながら、絵に描いたもの、イメージしたものを具現化したくてフィギュア作りの教室に通い、立体の型を作る原型師や彩色を行うフィニッシャーなどからもの作りを学ぶ。しかし、作品制作の過程で使用する有機溶剤にアレルギーを発症し、制作を断念。その後、文具会社の正社員として働きながら趣味で彫金を学び始め、並行して自分の絵を生かした消しゴムハンコ作りも始める。独特な面白さとかわいさの消しゴムハンコが人気となり、現在各地のクラフト、アートイベントで引っ張りだこの存在。

メッセージ
内向的でインドア、親が心配する子どもでした。小さい頃から話すよりも絵を描くのが好きで、ずっと美大に行くことが目標だったのですが、美大入学後、1年もしないうちに退学。専門学校に通い直しました。成人して社会に出て正社員になっても、どこかしんどくて、今も自分は何者なんだろう?といつも考えています。 仕事以外の時間は、こたつで静かに消しゴムハンコを作っています。フィギュアのような立体は、平面のものとは存在感が違うので未だに憧れますが、今はひたすら手を動かしてハンコを作り、「こんなんできるわ〜!」と楽しんでいるのがいい時期のような気がしているんです。 皆さんにお会いできることを楽しみに、どんどんハンコを彫っています。ぜひ遊びに来てください。







holicker

(ホリッカー)

プロフィール
保健室の先生を目指し進学の後、やっぱり絵が好きということで、グラフィック系の専門学校へ。そこで、ふたり展の相方、usamusi Worksと出会い、自分の描いた平面が立体になることへの興味から一緒にフィギュア教室へ通い始める。子ども向けのファンシー文具のデザイナーをしつつ、フィギュア系のイベントに参加。結婚を機に退職。アパレルデザインの仕事にもついていたが、流行を追い続けるもの作りに疲れ、オリジナル作品制作の道へ。2〜3年前からは、usamusi Worksと二人で雑貨系のイベントに参加するようになった。目が合うと嬉しくなってしまう愛らしい小動物などの作品は、年代を問わず多くのファンに支持されている。

メッセージ
人と話すのが苦手だった幼稚園児の頃、お母さんが描いてくれるお姫様や女の子の絵を真似して描くのが楽しくて、絵が好きになりました。小学生の頃にはお絵描き教室にも通いましたが、風景画やどういう風に絵を描くのかといったノウハウには関心が持てなくて、当時飼っていた動物たち、特にハムスターやウサギを描くようになりました。 制作するときに意識しているのは、こちらを見上げてくれるときの動物たちの目です。リアル寄りでありながら、大人にとってかわいいもの。目が合うと思わずにっこりしてしまう、手のひらサイズの樹脂雑貨を作っていきたいと思っています。