「ふたり展」のふたりとは、樹脂で精巧でかわいくってちょっと変わった雑貨をつくっているholicker（ホリッカー）さんと、なんに使うのかわからないけど何だか欲しくなる消しゴムハンコや彫金作品をつくっているusamisiWorks（ウサムシワークス）さんのこと。
　vowcafeがこの町に出来たばかりの頃に、「ふたり」と私たちは出会いました。ふたりのつくるものはとってもおもしろくて、ふたりはいつもとっても一生懸命で、私たちはいつの間にかふたりの大ファンになっていました。

　vowcafeがオープンして間もなくの2015年２月、初めての「ふたり展」が開催されました。
どんなイベントになるのかもわからず二人に任せていたら、天井近くにはカラフルなガーランドがぶら下がって、つやつやしたかわいい動物たちがひしめき合って、消しゴムが押し放題だったり、ワイワイがやがや、まるで遊園地のようでした。

　２回目は２０１６年２月、「ふたり展」のことはいろいろな発信とイベント参加などでずいぶん広く知らせるようになり、１回目とは比較にならないほどたくさんのお客さまが、初日から詰めかけてくださいました。にぎやかで、笑い声が一杯で、本当に楽しい数日を過ごしたこと、それが何よりの思い出です。

　毎年、前回よりもお客さまに楽しんでもらえるイベントにしよう。やって来なかったこと、新しいものづくりをしよう。などなど、ふたりは何ヶ月も前から会うたびにいろいろな構想を熱く語ってくれました。
　まるでおもちゃ箱の中に潜り込んだような空間に、いつものまったりしたvowcafeが変身するのが私たちスタッフにとってもおもしろく、大きな楽しみです。そして、毎年いらしてくださるお客さまとたくさんおしゃべりをして、新しいお客さまとのたくさんの出会いが溢れていて…。そんな１週間とちょっとがもうじき始まります。

　ふたり展は、ふたりにしかない不思議なセンスや発想が、精細で自由で美しいものづくりのためのテクニックと技術、そしてお客さまへのふたりからの感謝がカタチになったイベントです。
　今年もいよいよ！あなたもぜひ、不思議で他にはないふたりの世界におぼれてください。