作者に会える日
宮城愛美
9 月1 日・2 日( 午前)・9 日(16 時~)・10 日
小浜由子
9 月1 日・2 日・3 日・6 日・8 日(12 時~)・9 日・10 日
沖縄県立芸術大学大学院で共に学び、共に刺激し合いながら成長を続ける二人の若い女性作家がいる。
二人は、沖縄県中部にある沖縄市に生まれた。
二人が子ども頃から見つめてきたものは、美しい花と夕陽、珊瑚が彩る浜辺。基地から流れてくるアメリカの香りに包まれた繁華街。
今は淋しくなったけれど、大好きだった陽気でおしゃれなアメリカのショッピングセンター。
二人それぞれがイメージする沖縄。
海だけでも、基地だけでもない、大好きな沖縄。
沖縄市の海をモチーフにした鮮やかな色彩の紅型作品、沖縄のヤチムンとは一線を画した自由で美しい磁器作品。今展では、沖縄市の海の街と基地の街で育った二人が、全く違う表現手段を得て、愛する沖縄の夏を表現する。
少し調べてみたら、惑星は遊星とも呼ばれ、またたきもせず、地球に近いものは満ち欠けをする、とあった。まさに、渾身の力で変化しようとしている今の二人のようだなと思った。
vow's space+cafe 平岡京子