月別アーカイブ: 2017年1月

赤ちゃんとジャズピアノ

 

昨年から続けている、ジャズピアニストの関谷友加里さんによるお昼のライブ。お陰さまでライブのことを覚えていてくださったり、FACEBOOKを見てご来店くださるお客さまが増えています。

関谷さんとご縁ができたのは、ウチのスペースで個展をしてくださった木版画家のイワウチマリコさんのご紹介でした。小さなお子さんを育てているお二人はママ同士として知り合い、いずれ一緒に何かしようとお店を訪れてくださいました。

その後、関谷さんがお一人でお店に来られて、ここでライブをしたいというお話をしてくださったんです。お店にとっては願ってもないお話でしたが、彼女はライブを平日の昼間、チャージ無しの投げ銭システムでやりたい、というのです。大阪音楽大学の講師でもあり、プロのジャズピアニストの関谷さんにそれで演ってもらっていいものか?さすがに心配で悩みました。投げ銭ということは、ノーギャラになってしまう可能性大ですから…。

でもふたりのお子さんを育てるママでもある彼女は、「子どもを夫に託しても、そうそう夜のライブには出演できないし、それでもミュージシャンとしての活動は続けたい。それにきっと、私のように赤ちゃんや小さなお子さんを育てていて、外で生の音楽を聴くことが出来ないママたちが町にはたくさんいるはず」と言うのです。「チャレンジだと思って、とにかく年内(昨年)はやってみたい」と。

私も彼女の熱意に押されて、かなり弱気ではありましたが「んじゃ、やってみましょうか?でもあまりに悲惨な状況が続いたら、その時は考え直そうね…」と昼ライブの開催を決めました。バウカフェのピアノは昭和の初期に作られた私の祖母のもので、元々は漆塗りで鍵盤は象牙という骨董品のようなもの。塗装し直し調律は重ねて来たものの、引っ越しの際にはあちこちに預けられたりしてぼろぼろ。でも関谷さんのご紹介で優秀な調律師さんがすべてを解体して丁寧に使える楽器に直してくださいました。

初めてのライブは、彼女のファンの方もいらして大入り満員。そして2回めは、案の定というか、悪い予感が的中してお客さまは一人。でも関谷さんは全くめげる様子がありません。それ以降も月に一度のジャズライブは、ほぼ水曜日の昼2時から毎月開催されました。大人のジャズファンの方が少しずつ増えて、お子様連れの方がちらほらといらしているうちに、子ども好きな彼女が「お子様や赤ちゃん連れの方もぜひ!」というアピールをしてくださったこともあって、だんだん保育園に通うお子さんやもっと小さい赤ちゃんを連れて聞きに来てくださる方が増えてきました。

回を重ねるごとに、「赤ちゃんやちびっ子たちは音楽が好き。ジャズもぜんぜんイケるんだ!」という驚きは確信に変わってきています。ご機嫌で聞いてくれてる赤ちゃんや体を揺すってくれているちびっ子たち、一緒に楽しんでいるママたちの様子を見ていると、何とも微笑ましたくていい景色だなあと嬉しくなります。

これは、ある赤ちゃん連れのお母様さんにいただいた、とっても嬉しいメールの一文です。

「12月のライブ、楽しかったです。
子育てをしていると、以前のようには気軽に生の音楽に触れることができません。
平日の昼間に、ご近所であのような素敵なイベントがあるなんて!!!
幸せな時間でした」。
ママミュージシャンの関谷友加里さんだから、ぶれることなく、大人も子どもも共に楽しめる素敵なイベントの芽を出させることができたんだなあ、としみじみ思います。2月も8日にジャズライブ開催です。それ以降も続きますので、大人も子どもも気軽に楽しんでくださいね。関谷さんと一緒に待っています。

お休みの日のこと

こんにちは。スタッフニシカワです。

今週の月曜日の定休日、久しぶりに、自家焙煎コーヒーのお店”うさぎとぼく”さんへ行ってきました。

モーニングを食べながらカウンターに1人、ぼんやりとしていた私。

そうすると、店主のウワグチさん。

「タモリの、良さも、分かる、みねこさん・・・。さすがです。」

と、こちらを見て、静かに言い、微笑んでくれました。

何の話かというと・・・うさぼくさんから私の家にきた、三毛猫のみねこさん。

そのみねこさん情報を時々メールにてお知らせしているのですが、先日、「すっかりテレビが好きになり、今はブラタモリを見てはります。」という、内容と共に送ったみねこさんの写真に対しての、コメントでした。

 

他のお客様もいるから、、あまりはしゃいでみねこさんの話はしないように、と心がけていましたが、、

気付けば、終始、みねこさんについてのお話をしたり、写真を見せては、皆でにやにやしたり。あっという間に一時間は過ぎていました。

また、長居してしまった・・・。

と、反省しながら帰宅。

その後は、連・建築舎のスタッフであり、友人でもある小谷さんと共に、シーフィールドさんへお昼ご飯を食べに。

事務所に小谷さんを迎えに行って、建築士の伴さんや伴さんの奥さんのみどりさんに、「いってきまーす!」と声を掛け、出発。

なんだか、友達を家に迎えに行って、遊びに行く子供みたいだな・・と思いながら自転車を漕ぎ、お店へ到着。

この日のランチはタイカレー。美味しくて、あっという間に完食。

お会計の時には、「お姉さん、お子さん産まれたんですね。」と店主さんに声をかけて頂きました。

姉に子供が産まれたことについて、うさぼくさんでも、「お姉さんがいたんですね!」と声をかけて頂いたり、お店に来たお客さんからもお祝いの言葉を頂いたり、みなさんFacebookなどお店のページを見て下さってるんだなぁ。と、しみじみ。有り難いことです。

そして、その後は、タイガールルさんへ。

ルルさん、この日はちょうど一周年だったそうで、店内もわいわいしていました。

一周年、おめでとうございます。

そんな中、マフィンをテイクアウトし、こちらもあっという間に、ぺろり。

ちなみに購入した、マフィンはクルミと味噌の入ったもの。

以前、この組み合わせのマフィンを頂き、とっても美味しくて、また、食べたい、とひっそりと思っていたのでした。その他にも、様々な種類の味があり、次回の楽しみにしておこう、と思いながら帰宅。

昭和町に越して来て、はやいものでもうじき3年ほど経ちます。

気が付けば、1人であちこちとお出かけしても、様々な場所で顔見知りになった人達やお店の人とお話したりと、楽しく過ごせるように。

そんなわけで、昭和町めぐりを楽しんだ、1日。

ゆっくりと、良い時間を過ごせました。

今日伺ったお店には、来月の展示会「ふたり展」の案内を置かせて頂いておりますので、ご興味のある方はぜひ、手に取ってご覧下さい。

 

ふたりのこと

こんにちは。スタッフニシカワです。

来月から始まる『ふたり展』。

オープン当初より毎年行っており、今年で3回目を迎えます。

回を重ねるごとに確実にファンが増えている、ふたり。

そんなふたりの魅力って、何だろう?

そう思ったときにすぐに思いついたのが、確実に可愛くて、そして、へんてこだということでした。

holickerさんの、樹脂でできた動物たちはみな何とも言えない愛らしいお顔をしています。

女性なら絶対、好きになる可愛さ。そして、そんな可愛い作品の中にでも、彼女らしい、ユニークなものも。

個人的には特に、戌張り子がお気に入りです。

一見可愛い物を作っているように見えますが、話をしていると、ちょこちょこと、不思議なことも。

例えば、オーナー達とカニを食べに行った翌日のこと。偶然か何かの用事で会った彼女に、お土産でもらってきたカニをあげると、「わ〜い!カニの口の部分がどうなっていたのか、ずっと気になってて見たかってん!!」と言って、たいそう喜んでくれました。そんなに、カニの口まわりの構造、気になる・・・?!と思いながらも、お渡ししました。その後、お家でじっくり眺めたそうです。

またある時は、とてもリアルなイカのイヤリングやピアスを作っていたり、うさぎのことをとても愛していたり、カブトガニのお腹の部分を忠実に再現しようとしていたり。

可愛いものも、面白いものも、ある、holickerさんの作品。

そんな面白いことを考えているholickerさんの目線で作られた作品だからこそ、多くのファンの方に愛されているのだろうなぁ、とぼんやり思っています。

 

一方の、消しゴムはんこを作っているusamusi Worksさんは、holickerさんに比べると、ユニークな作品が多く並びます。「自分で作ってて言うのもあれやけど、これ、何に使うんやろ?」なんてことを耳にすることもしばしば。

見本として紙にはんこを押して、販売用のはんこに添えて小包装されているのですが、その紙に書かれた何気ない一言が「面白くて好きなんです」という方も多くいらっしゃいます。うさむしさんの考えることや言葉自体が、面白いところも、ファンの方々にとって魅力のひとつなんですね。

一見、へんてこな図柄のはんこが多くあるように見えますが、そのはんこには実はテーマがあったり、知識が豊富なうさむしさんならではの目線で作られた物が多くあります。

たとえば、横溝正史の小説、八つ墓村や金田一シリーズをモチーフにした図柄、稲川淳二風のキャラクターのもの、トリがパンツを履いている「変態紳士」シリーズ。

普段話をしていても、谷崎潤一郎のことばかり考えていたり、満島ひかりの乱歩シリーズに興味があったり、、。20代くらいの女の子では到底思いつかないことばりを考えているなぁ、といつもしみじみ。

そんな、うさむしさんだからこそ、話をしていると面白く、年齢層の幅広いファンがいるんだろうな、と。そして、意識をするしないに関わらず、面白いことを考えているうさむしさんの頭の中のものがはんこに表れていて、そこが多くの人に愛されている理由なのだろうと思います。

実は中身は変態だということを必死で隠しているようですが、はんこにばっちり現れているため、すでに手遅れです。

 

知れば知るほど面白く、どんどんはまっていってしまう、ふたり。

来月より始まる『ふたり展』では、可愛くて、ユニークで、時にへんてこな楽しい作品がたくさん並びます。

どうぞ皆様、ご期待下さい。