初仕事。


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今回の改修、私に出来ることは何でも手伝おう! 予算不足という事情もあってそう決めてみたものの、つい先日までの私の仕事は、主に大工さんや工務店さんのための飲み物とそれを冷やす氷運びに限られていた。

しかし先日、とうとう私にもお仕事がやってきた。四方に4ミリほどのすき間をあけ、美しい琉球畳のようにカフェの天井に貼られる予定の正方形のシナベニア。その表面をクリアな塗料で塗装するというのが、私とカフェ担当の若手女子の初仕事だ。

板の枚数がどのくらいあるのかを数える余裕もないまま、作業は朝10時から始まった。指導をしてくれるのは、この建物の改修の全てを面倒見てくれている、建築士の伴 現太さんが営む「連・建築舎」の若手スタッフ小谷さん。余談ではあるけれど、彼女の母は私より若い、それほど若々しい女性なのだ。そんな娘のような若手女性の前で、あまり不甲斐ない姿は見せられない!、不器用で雑であることを自負している私は、前夜からかなり力んで寝不足だ。

しかし、結果的には案外イケた気がしている。意外と出来た気がします。塗料は透明だし、見た目では上手下手の判断は全くつかないのだけれど。何枚か塗ったところで、お好み焼きに刷毛でソースを塗る要領だ!とコツをつかんだ気がしたし、スピードアップも出来たし、久しぶりの文化祭みたいなわいわいした作業が楽しかった。

もちろん予算不足対策もあるけれど、この建物に関わる作業の中で私に出来ることがあるなら、本当に何かしてみたいと思っていた。だから「出来ることは何でもします!」と、張りきって建築士さんに申し出た。そうしたら、塗装が全面的に私とカフェ担当女子のお仕事になり、それは私の思っていたよりも、かなり大変な任務のようなのだった。ということで、現在広く一生懸命に、友人たちに助けを求めている最中です。誰かやりたい人、いませんか~?!

最近、当事者である私以外に、多くの友人たちに少しずつ関わってもらって、いろいろな力を借りつつ建物の内外が仕上がっていくことを想像すると、「申し訳ないなぁ」という気持ちよりも「楽しみだなぁ」と感じることが多くなってきた。

自分たちが塗装した板が天井に貼られているのを見上げたとき、小さなコーナーごとのいろいろな壁の色彩を見ることが出来たとき、ものすごくうれしいんだろうなぁ、と想像ができるようになってきた。だって今日、現場を覗きに行ったら、私たちが塗装した板が天井にとてもきれいに貼られ始めていていたから。古く暗かった天井が、そこだけ柔らかく明るくなっていて、本当に感激しましたから。

小谷さん、大工さん、ありがとうございます。取りあえず、初仕事、無事?完了?

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