つくるふたりのこと。


2016futariten

2月20日から開催の『ふたり展』。2度目の開催を控えて、何ヶ月も前からholickerさんとusamusi Worksさんのおふたりは、度々お店をたずねてくれていました。

「前回よりもっと面白い事、前回とは違う事をしたい」。ふたりは口癖のように何度もそう言いながら、いろいろな面白い事を考えてくれていました。私も調子に乗って、出来なさそうな事ばかり次々に思いつき、言いたい放題でふたりを更に悩ませていました。それは開催を控えた今も継続中です(笑)。

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職場や自宅で働きながら、暮らしの中でつくり出した時間のほとんどをものづくりにあてているふたり。頑張っている個性的でかわいいふたりに会うと、私もスタッフもとても嬉しくなります。そして、この二人を応援してイベントやワークショップの度にお店に足を運んくださっている、楽しくていつも笑顔のふたりのファンの方たちの存在に、場を運営する私はとても励まされています。

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うまく言えませんが、作品が高尚な物であれ、ポップでキッチュな物であれ、高価であれ安価であれ、一生懸命なものづくりが求められ、認められ、励まされる世の中だといいなあと思います。

vow’s spaceの運営を支えてくださっているデザイナーさんが、打ち合わせのときに、「クリエーターが大切にされて、つくり続けられる世の中だといいね」と、何気なく言いました。この言葉は、私の中でずっと生きています。いろいろなジャンルのつくり手さんたちがくれる可能性のようなものに、私自身が日々励まされていますから。

無から有を、悲しみから喜びを、喪失から獲得を・・・、やっぱりつくる事、つくる人には希望を感じてしまいます。