投稿者「nishikawa」のアーカイブ

ラテアート!

こんにちは。スタッフニシカワです。

先日開催したラテアートのワークショップ、少人数制ではありましたが、みなさんとっても楽しんで下さいました。

講師を努めて下さった、ヒロコーヒー営業部の山本さん、また、参加して頂いた皆さま、有り難うございました。

今回も、「しゃべりすぎてしまうので・・・」と、開始前から心配ぎみの山本さん。

まず最初は、山本さんが用意して下さった”カプチーノセミナー基礎編”の資料をもとに、ミルクの性質などや、フォームドミルクの作り方、のお話。

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質の良いミルクを作れてこそ、上手にラテアートができます。

 

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資料を見ながらの説明のあとには実際に山本さんがお手本を見せてくれました。

スノーマンの、この表情が、何とも言えない、可愛さです。

 

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そうして、ミルクの作り方を一通り教えてもらったあとはさっそく、1人ずつ、実践です。

最初は、山本さんが手を添えて、一緒にフォームドミルクを作ります。

その後は、抽出していたエスプレッソの入ったカップに、ミルクを注ぎます。

最初は高い位置から、次に低い位置からミルクを注ぐことによって、エスプレッソにミルクが混ざりあい、また、表面に白いミルクが浮かびあがります。

 

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ミルクで書きたい絵のベースを作ったら、あとは細い棒などを使い、目や口などを、描いていきます。絵のセンスが問われる、緊張の場面です。

 

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こちらは参加者さん1人目の、ラテアート。

素朴なお顔が、とっても可愛いですね。

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こちらは、私、スタッフニシカワのもの。

一周目のラテアートの最後に参加させてもらいました。

普段お店でハンドドリップのコーヒーをお出ししていますが、ラテアートはほぼ、初めて。そんな私のことを山本さんはご存知なのですが、一緒にカップにミルクを注ぎ、出来上がったみっつの重なるような、まる。

「何を書きましょう・・?」

と若干困り顔の私に、「クマをみっつ、書きましょう!」との山本さんの言葉。

「えぇ、くま、みっつ???えぇぇ?」

と、内心完全に困った顔になってしまいましたが、さらに山本さんは「手も、書きましょう〜」と、クマの顔の横に、小さなまるをみっつ、のせてくれました。

せっかくだからと必死になって、目やら、肉球やら、描いていましたが、案の定あまり上手にはできず・・・。

出来上がった私のカップを見て、あとから、「遊んじゃいました。」と、山本さん。

完全に遊ばれていたことは、知っていました。

そんな残念な私でしたが、みなさんは自由にそれぞれ、好きな絵を書いていました。

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参加者さん作。くまをかぶった、女の子。とっても可愛いです。

 

中には、見本の絵にはない、犬が描きたい。と、おっしゃる方も。

お家で飼っているわんちゃんを描きたくなるお気持ち、よく、分かります。その方は一度ならず、二度目もわんちゃんにチャレンジ!山本さんも、見たことがない、と言いつつ、ネットで犬のデザインのラテアートを探し、一緒に考えてくれました。

「まだ、豆ありますよ〜。みなさん、お時間は大丈夫ですか?」と山本さんの声が聞こえたと思っていたら、あっという間に、開始から3時間経過。予定より1時間オーバーしていました。

1人1人実践し、合計3回はラテアートに挑戦してもらえたのではないでしょうか。

途中にはヒロコーヒーのチョコケーキを食べてもらいつつ、それぞれがラテアートを作る様子を見たり、実践したり、と終始和やかな雰囲気であっという間に終了。

少人数制だからこそ、そして、山本さんだからこそ、こんなに丁寧かつみっちりと教えてもらえると、いつもながらにしみじみ感じました。

山本さん、長い時間、本当に有り難うございました。

山本さんのご協力のもと、次回もまた、何か楽しいことを企画できたら・・!と思っています。

その際はまた、お知らせ致しますので、ぜひ、皆さんご参加下さい!

お待ちしております。

ハンドドリップ!

こんにちは。スタッフニシカワです。

先日5月22日(日)に行ったハンドドリップのコーヒー教室、無事終了しました。

講師を努めて下さったヒロコーヒー営業部の山本様、そしてご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

ハンドドリップのコーヒー教室はちょうど一年前程前に1度開催しており、今回は2度目となりました。中には2度目のご参加、というお客様もいらっしゃいました。

「前回は話しすぎたので、、今日はしゃべり過ぎないように気をつけます。」

そんな山本さんの言葉からスタートし、まずはスペシャリティコーヒーとは?というお話。

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次に、ペーパードリップの淹れ方について。

テーブルの上の資料は、一枚は一般の方向け、もう一枚は、ヒロコーヒーのスタッフ用の貴重なものでした。

スタッフ用の資料には、細かい文字や数字がずらり。コーヒーの粉の量。粉に対するお湯の量。蒸らしの時間。一回に注ぐお湯の量。お湯をそそぐ間の秒数。全て細かく、決まっています。

コーヒーを美味しく淹れるコツは、豆の粉の量、そして注ぐお湯の量をきちんと計ること。そうすることで、毎回美味しいコーヒーを淹れることができる、と以前山本さんはおっしゃっていました。確かに、目分量でコーヒーの粉を用意し、お湯をそそぐ、というようにしていると、毎回味が変わってしまいます。今日のコーヒーは美味しい。そう思っても、次も同じように淹れることができなかったら、もったいないですよね。

 

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淹れ方の説明のあとは、山本さんによる実演です。

 

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皆さん立ち上がり、真剣に、見つめます。

美味しいコーヒーのコツは、豆70%、焙煎20%、抽出10% というくらい、新鮮なコーヒー豆を使うことがポイントだと、山本さん。

コーヒー豆は、果物や野菜と一緒なんですね。鮮度の良いもの程、美味しいのです。

山本先生のお手本を見たあとは、いよいよ参加者の皆さんの実演です。

今回は1テーブルに4人ずつ座り、2人ずつペアになってドリップの練習をしていただきました。

 

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ドリッパーに粉をいれたら、ドリッパーを揺らし、粉を均一にします。粉を均一にすることで、お湯を注いだ際にも、粉全体にお湯が行き渡ります。

そしてまずは蒸らすため、全体にゆっくり、お湯をそそぎます。ポイントは、コーヒーの粉にお湯をのせるように、そっと。

すると、さっそく、「あー!間違えた!間違えた〜!」などと、叫び声がちらほら。と同時にみなさんの笑い声も。

最初に注ぐお湯の量が多かった様子でしたが、その度「大丈夫ですよ〜」と、山本さん。

この蒸らしの時に、新鮮な豆だと、ぷくーっと、まあるくふくらみます。逆に、古くなった豆だと、ふくらみません。

ドリッパーにお湯を注ぐ時、粉の淵をなぞるように外側にお湯をかけてしまう方もいるかもしれませんが、それは実はタブーなんです。中心から外側に向けて円を描き、また中心へと戻します。そうすることで、コーヒーの粉自体で、濾過層を作ります。

そうして、決められた量のお湯を注いでいきますが、みなさんちょうどの量をそそぐ、ということに苦戦している様子。また、細くお湯をそそぐのも、慣れていない人にとっては、なかなか難しいもの。

コーヒーを淹れ終わると、1人1人が淹れたコーヒーを、他に人にも飲んでもらう飲み比べをしました。同じように教えてもらい、同じ手順でコーヒーを淹れているはずなのに、皆さんそれぞれ違った味になるのが、不思議ですね。

コーヒーの味を左右するのに、抽出は10%、と山本さんはおっしゃっていましたが、その10%でも、大きく変わるんだなぁ、という印象を受けました。

だからこそハンドドリップは面白い、毎日お店でコーヒーを淹れている私も、いつもそう感じます。

山本さんの熱血指導、結局時間内に、お1人につき、3回ほどは、ドリップの練習をしていただけたのではないでしょうか。いつもながら、こんな風にじっくり、みっちり教えてもらえる機会はなかなかないなあ、と思います。

丁寧に教えてもらうことで、いろいろなことが経験出来、理解出来ます。きっと、ご自宅に帰って試してみたら、以前よりもずいぶん上手に淹れらるようになっていることと思います。

今回は話し過ぎないように・・・、とおっしゃっていた山本さんですが、前回同様、コーヒーの話をしている時の表情はとても楽しそうで、いつまででもお話を聞いていたくなりました。

ドリップの練習を繰り返し、最後はヒロコーヒーのケーキの盛り合わせを召し上がっていただいて、コーヒー教室はお腹いっぱいで無事終了しました。

終了後も、皆さんからの質問に快く答えてくださっていた山本さん。1人の人からの質問に、その人と一緒になって頭を悩ませ、話し込む姿も、本当にありがとうございました。

いつも一生懸命で、楽しそうにお話ししてくださる山本さんとは、ヒロコーヒーさんのご協力をいただいて、今後はもう少しコーヒー教室の回数を増やしたいね、とお話ししています。是非、お楽しみに!

ご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました。

*次回は6月19日(日)にラテ・アートのワークショップを予定しています。現在定員に達しているため、キャンセル待ち受付中です。キャンセル待ちご希望の方はホームページ問い合わせフォーム、またはお電話にてお申し込み下さい。

今 できること

こんにちは。スタッフニシカワです。

2011年3月11日に起きた東日本大震災の後、数ヶ月経ってからオーナーの平岡、そしてマンマミーアの皆さん、平岡の友人のカメラマンとカメラマンの友人、そして私というメンバーで、現地へ行きました。

テレビで見ているだけでは分からない、実際に行ったからこそ感じることがたくさんあり、被害の大きさを目の当たりにしました。そこには信じられないような光景ばかりで、カメラを向けることさえ躊躇してしまう、そんな思いでした。

そして、今度は熊本で起きた大震災。また、あの時のようなことが起こったのかと思うと悲しい、と同時に、何かできることはないか、と平岡と二人でずっと考え続けています。

そこでまずは、お店の一角を使い、チャリティを行うことにしました。

私や平岡、そして友人から譲ってもらった古本や雑誌をお店奥のスペースに置いてありますので、気に入ったものがあれば、お持ち帰り下さい。その際、横に置いてある貯金箱へチャリン、としてもらえたらと思います。それぞれには一応、持ち主の希望価格が書いてありますが、希望、ですので、その値段以下でも以上でも構いません。

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確実に、必要としている人達へ届く方法を今はまだ、探している段階ですが、皆さんに寄付して頂いたお金はきちんとした形で、被災し困っている人達へ届けたいと思います。

少し前にお店に来て下さったお客様で、お店に来れなくても、何かできることがあれば、します。とおっしゃって下さっていた方がいました。

今回は、まずは店頭での募金、という形から始めましたが、また何か違う形でもご協力をお願いすることも、あるかもしれません。

その際にはまた、ホームページからお知らせ致します。

どうぞ、よろしくお願い致します。